「お金を払わないと結婚できない」「売れ残りの最後の砦」というイメージから、結婚相談所を利用することを恥ずかしいと感じている方もいます。
しかし、実際に結婚相談所に入会している方々はそういう人ばかりではありません。
イメージに囚われてなかなか結婚相談所に踏み出せないと、その分結婚が遅れてしまう可能性があります。
この記事では、結婚相談所が恥ずかしいと感じる理由やどんな人が利用しているのかについて紹介しています。

実際に結婚相談所を利用してみてイメージが変わった方の口コミも紹介してるので参考にしてくださいね。
結婚相談所は恥ずかしい?


結婚願望はあるけど、「結婚相談所は性格に難ありで恋愛結婚ができない人の集まり」「焦っていると思われたくない」などあれこれ考えて、なかなか結婚相談所を頼ることができない方もいると思います。
しかし、そのイメージは一昔前の話です。
日本結婚相談所連盟(株式会社IBJ)利⽤会員に関する調査(対象:男女1,392人)によると、結婚相談所を利用していることを周りに話していると回答した方は全体の8割弱に上り、「誰にも話していない」と回答した女性は少数派で17%未満となっています。
また、最近は結婚相談所の利用者数も増加しており、短期間で効率よく婚活するための場として様々な人が活用しています。
女性は保育士や看護師、男性は医療系技師やシステムエンジニアなど、職場に異性が少ない方は、出会いの場に繰り出して結婚相手を探す必要がありますが、仕事と両立して何人もの人と出会うのは大変ですよね。



なかなか出会いが無い人も、結婚相談所を利用することで、出会いの母数を増やせるのですね。



そうね。しかも、ただ異性と出会えるわけではなく結婚に真剣度の高い異性と出会うことができるの。
結婚相談所で出会う相手は、当然結婚願望があり身元もはっきりしているので、自分の中で「○○歳までに結婚したい」という理想がある方や、日常生活で出会いがない方は積極的に利用すべきだと思います。
結婚相談所が恥ずかしいと感じる理由


先ほどお伝えした通り、結婚相談所を利用することは決して恥ずかしいことではありません。
むしろ、相談所を利用することで、自分の人生設計に向けて合理的に活動することができます。
それでは、どのような理由から結婚相談所を恥ずかしいと感じてしまうのでしょうか。
結婚相談所に対するネガティブなイメージを見ていきましょう。
イメージ①モテないから結婚相談所を頼るしかない
結婚相談所について、「モテなくて結婚できない人がお金を払って結婚するための場所」というイメージをお持ちの方も多いでしょう。
しかし、結婚相談所に入会する理由には「長く付き合っていた人と別れてしまった」「自分の理想とマッチする人が周りにいない」など、モテるモテないは関係ないことも多いです。
恋愛から付き合った場合、「相手に結婚願望がなく破局してしまった」「実は既婚者だった」「私は子どもを希望するが相手は望まなかった」など、条件面で合わず時間をロスしてしまうリスクがあります。
結婚相談所で出会う人は、お互いに結婚を目的としており、条件も明かされているので上記のようなトラブルを避けることができます。
イメージ②変な人としか出会えなさそう
結婚相談所には変な人や生理的に無理な人ばかりで、まともな相手を全然紹介してもらえない、というイメージをお持ちの方もいるでしょう。
たしかに、残念ながらそういった結婚相談所も存在します。
しかし、婚活大手のIBJやゼクシィ縁結びエージェントなど、結婚相談所によってはプロフィール写真や条件検索で、自分の好みの相手にお見合いを申請することが可能です。
コンシェルジュによる紹介と、スキマ時間に結婚相談所のアプリで相手を探すことができるので、効率的に婚活ができます。
結婚相談所の利用者はどんな人?


結婚相談所に対するネガティブなイメージを紹介しましたが、結婚相談所=モテない人の集まりではありません。
それでは、実際に結婚相談所を利用している人は、どんな人が多いのでしょうか。
効率よく結婚相手を探したい人
結婚相談所では、年収や年齢、職業など、結婚相手に求める条件にマッチした相手を効率よく探すことができます。
特に妊娠を希望される方は、結婚を急いでいる方も多いでしょう。
結婚相談所を利用せずに、条件の分からない男性と何度も出会って短期間で結婚するのは、なかなか至難の業だと思います。
一方で、結婚相談所を利用することで、①出会える母数が増え②相手も結婚に真剣ですし、③年収など聞き出しにくいこともコンシェルジュが聞いてくれるため、効率よく結婚相手を探したい方が登録しています。
日常生活で出会いがない人
同性ばかりの職場に勤めている方や、仕事が忙しく相手を探す時間がなかなか取れない方は、普通に生活していると出会いがないため、婚活を一人で行うのは大変です。
そのような人は、自分の希望する年齢までに結婚するために、プロの力を借りるわけです。
結婚相談所にいる会員の中には、「容姿や恋愛に自信がなくモテた試しがない」という方もいるかもしれませんが、日常生活で出会いに恵まれず入会している方が多いのです。
最近はマッチングアプリも普及しており、出会いのハードルが低くなっていますが、結婚相談所と違って「プロフィール内容が嘘だった」「ヤリ目だった」というトラブルもあります。
このようなトラブルを避け、安全に婚活をするなら、結婚相談所を頼るのが良いでしょう。
実際に入会前と後でポジティブなイメージに変わった人が6割!


結婚相談所に対するイメージは、実際に入会してみて変わったという人もたくさんいます。
⽇本結婚相談所連盟(株式会社IBJ)利⽤会員に関する調査(対象:男女1,392人)によると、入会前にネガティブなイメージを持っている人が約4割いましたが、入会後に6割以上の方がポジティブなイメージに変わったと回答しています。
ネガティブからポジティブに変わったと回答した方の理由としては、以下のような声がありました。
IBJ⽇本結婚相談所連盟利⽤会員に関する調査(対象:男女1,392人)
- 「なんでこんな綺麗な方が?」という人がたくさん登録していた。お会いした方もみなさん社会的にも女性としてもきちんとされてる方が多く、アプリなどではなかなか出会えなかった方と会えた(30代男性)
- 担当カウンセラーさんがとても感じのいい方で、それまで結婚相談所=成婚率を上げるために合わない人でも紹介するというイメージでしたが、この方なら信頼できると思えたため(20代女性)
- 結婚できない人が利用するところ、というイメージでしたが、より効率的に短期間で同じ考えの人と会えるから(30代男性)
- 交際期間を通してお互いに愛情を育んでから成婚できるから(30代男性)
結婚相談所の利用者数は増えている
ここまで、結婚相談所が恥ずかしいと感じる理由や実際に利用する人はどんな人かについて紹介しました。
結婚相談所が恥ずかしいというイメージは一昔前の話で、最近の結婚相談所は20代など若い世代の利用者も増えてきています。
利用者増加の背景について少し紹介しておきます。
以前より利用するハードルが下がった
最近は、結婚願望があり効率よく相手を見つけたい人が、出会いの場として入会しています。
また、実店舗に行かずオンラインで完結する「オンライン型結婚相談所」の普及もあって、以前より手軽に利用しやすくなったため、利用者が増加傾向にあります。
マッチングアプリで失敗して乗り換え
マッチングアプリや婚活パーティで結果が出なかった人や数年以内に子どもがほしい人などが、より結婚への真剣度の高い結婚相談所へ乗り換えることもよくあります。
また、マッチングアプリで良い仲になった男性が実は既婚者だった、結婚願望の無い人だった、実は無職だったなどのトラブルを避けるには、独身証明や年収証明が必須の結婚相談所を利用するのも手です。



口下手な人や恋愛に自信のない人は、マッチングアプリより結婚相談所向きと言えます。
コロナも結婚相談所の利用者増加の一因
新型コロナウィルスの影響で、婚活意欲が高まったという人も増えています。
理由としては、普段は友人や同僚、家族と会うことができていたので寂しさを感じていなかったが、コロナ禍で全然人に会えず、一緒に過ごせるパートナーの必要性を感じたという人や、いつでも相手を探せるわけではないことが分かり焦りを感じる声がありました。



人生は何があるか分からないので、私もはやく一生を共に過ごせるパートナーが欲しいです。。
まとめ
この記事では、結婚相談所が恥ずかしいと感じる理由やどんな人が利用しているのか、入会前後のイメージの変化について紹介しました。
内容をまとめると以下のとおりです。
- 結婚相談所が恥ずかしいは一昔前の価値観だが、入会前にネガティブなイメージを持つ人は約4割
- 入会後にネガティブ→ポジティブに変わった人は6割以上
- 利用者は年々増加傾向にある
- 結婚相談所の利用を周りに話す人は8割弱
結婚相談所に対して「モテない人の集まり」「性格に難あり」といった偏見を持つ人もいまだにいますが、周りの意見に左右されて迷っている内に、良縁を逃してしまう可能性があります。
また、迷っている「今」が一番若く、婚活では若さによって出会える相手も変わってくるので、時間を有効活用しましょう。
結婚相談所に興味があるけどなにか不安に感じることがあるという方は、無料カウンセリングに行き、実際に自分の目で見て確かめるのも良いですね。