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結婚相談所で多いトラブルと安全な結婚相談所を選ぶ方法

結婚相談所に入会する際、「どんな人と出会えるんだろう」「今年中に素敵な相手を見つけて結婚できるかも!?」など、期待に胸を膨らませている方も多いでしょう。

しかし、実は結婚相談所ではトラブルが頻発しています。

「こんなはずじゃなかった…」とならないためにも、どんなトラブルが起こりやすいのか、トラブルを回避するポイントを知っておくことが大切です。

この記事では、結婚相談所でよくあるトラブル安全な相談所を選ぶポイントおすすめの結婚相談所について解説しています。

結婚相談所で起こるトラブルは多い

国民生活センターには、結婚相談所に関する苦情が毎年1,500件ほど寄せられています。

なぜトラブルが多いのか、その理由の一つに「結婚相談所の開業には法的な規則がない」ことが挙げられます。

つまり、何の資格やノウハウがなくても、やろうと思えば誰でも結婚相談所を開業することができるということです。

事実、国内の結婚相談所の実に7割が個人事業主という状況です。

質の悪い相談所に入会してしまうと、全然サポートしてもらえなかったり、出会えなかったりとトラブルが後を絶ちません。

じゃあどんな結婚相談所を選べば良いのか不安になってしまうと思いますが、後ほど、安全な結婚相談所を選ぶ方法を紹介していますので、結婚相談所をお探しの方はぜひ参考にしてください。

結婚相談所でよくあるトラブル例

まず、結婚相談所で起こるトラブルとして、頻度の多いものを6つ紹介します。

無理な勧誘

結婚相談所のトラブルとして非常に多いのが、「無理な勧誘」です。

結婚相談所への入会を検討していて無料相談に行ったら、なかなか帰らせてくれない、しつこく契約を迫られるなどのケースがあります。

ここでもし断り切れずに入会してしまっても、以下のことを知っていれば安心です。

結婚相談所は特定商取引法によって、契約から8日間のクーリングオフ期間を設ける必要があります。

契約から8日以内であれば無条件に契約を解除できるので、契約を後悔している方は期間内に契約解除を申し出ましょう。

全然お見合いができない

せっかく結婚相談所に登録したのに、全然お見合いが成立しない…と怒るケースもあります。

たしかに、なかなか出会えないと、高いお金を支払っているのに話が違うじゃないかと感じてしまいますよね。

しかし、実はお見合いの成立率は6~7%前後というデータもあり、そもそも簡単なことではないのです。

もちろん年齢やその他条件によっても出会いやすさに違いはありますが、6~7%というと、15人以上に申し込んでようやく1人と出会えるくらいの確率です。

お見合いが成立するコツとしては、なかなかお見合いが成立しない方は一度、プロフィール写真や内容を見直すと、お見合い成立率が大きく向上するかもしれません。

成婚料の支払いトラブル

結婚相談所では、成婚料を設けている所もありますが、実は成婚の定義は相談所ごとに異なります

成婚の定義を、

  • プロポーズし婚約が成立したタイミング
  • 結婚を前提とした真剣交際を始めるタイミング

としている所が多いですが、後者ではここで成婚料を支払ったものの、その後すぐに破局してしまうこともあります。

そうなると、また新たにお相手を探すことになりますが、支払った成婚料を返金してもらえずトラブルとなることがあります。

成婚料は20万円~30万円と高額ですので、成婚の定義破局後の成婚料の返金の有無については確認しておきましょう。

プロフィール内容が実際と大きく違う

お見合いで出会った人のプロフィールに記載してある年収や職業が、実際と大きく違っていたというトラブルもあります。

収入証明や職業証明などの提出を義務付けている相談所もあるので、そういった所を選べばこのようなトラブルを避けることができます。

また、プロフィール写真とお見合いで実際に会ったお相手が、別人のように違っていたというトラブルもあります。

結婚相談所のプロフィール写真は通常、性別に関係なくスタジオで撮影する方が大半です。

スタジオでも肌を少し綺麗にしたりと軽く修正することはありますが、シワやシミを消したり体型を変えるなどの過度な加工はNGです。

プロフィール写真を見て期待していた分、実際に会った時のギャップが大きければガッカリ度も高くなってしまいます。

勧誘時の説明と実際のサービスの違い

契約時に説明されていた内容と実際に受けられるサービス内容が違っていたとのトラブルも多くあります。

具体的には、

  • 希望する相手を紹介してもらえない
  • 全然サポートしてもらえない

といった内容が多いです。

以下は実際に寄せられたトラブル事例です。

結婚相談所に登録したが、当初の説明と異なり、1カ月を経過しても相手を紹介されない。中途解約したいが返金額に納得できない。

国民生活センター

手厚いサポートを受けられると思っていたが、アドバイザーからの返信が遅かったり、希望と違う人ばかり紹介されるなどの場合は、別の相談所を探す前に一度、アドバイザーの変更を依頼しましょう。

キャンセル料に関するトラブル

①お見合いのキャンセル料に関するトラブル

男性会員と女性会員双方の同意によってお見合いが成立した後に、お見合いをキャンセルすると違約金が発生することがあります。

お見合いの違約金は、お相手に失礼がないように定められているものですが、やむを得ない事情があってキャンセルする場合にも支払いは必須なのか、キャンセル料はいくらなのかなど、事前に確認しておきましょう。

②イベントのキャンセル料に関するトラブル

結婚相談所では、会員同士の出会いの場を設けるため、婚活パーティやイベントが多数開催されます。

参加は自由ですが、イベントのキャンセル料に関する以下のようなトラブルもあります。

結婚相手紹介サービスを退会したが、退会前に申し込んで退会後の日程で開催されたイベントに不参加だったとして、後日キャンセル料を請求された。納得できない。

国民生活センター

このようなトラブルに巻き込まれないように、事前にキャンセル料の有無を確認すること、参加を申し込んでいるイベントは退会前にキャンセル手続きを行うなどしておきましょう。

トラブルを回避し安全な結婚相談所を選ぶポイント

ここまで、結婚相談所でよくあるトラブルについて紹介しました。

「結婚相談所ってこんなにトラブルがあるんだ、怖いなあ…」と思われた方もいるかもしれませんが、安心して下さい。

良い相談所を選べば、あなたの婚活の力強いサポートになります。

続いて、良い相談所を選ぶポイントをいくつか紹介します。

マル適マーク(CMS)の付いた相談所を選ぶ

マル適マークは、経済産業省が作成した「結婚相手紹介サービス業に関するガイドライン」に基づき、JLCAが結婚相談所を審査し、審査基準を満たした相談所にのみ発行されます。

ガイドラインには、「提供サービスと価格の明確化」「確実な本人確認と独身証明」「個人情報の保護」などの項目が記されており、マル適マークが付いている相談所は、これらの基準を満たしているので安心材料の一つとなります。

信頼できる連盟に加入している相談所を選ぶ

大手の連盟に所属している結婚相談所を選ぶのも、トラブル回避のポイントになります。

「連盟」とは、複数の結婚相談所が加盟している組織です。(「協会」と言ったりもします。)

連盟や協会に加盟している結婚相談所は、お互いにサポートし合って運営されており、苦情が出るような悪質な相談所は連盟から排除されます。

代表的な結婚相談所連盟は以下があります。

  • 日本結婚相談所連盟(IBJ)
  • 日本結婚相談協会(JBA)
  • 日本ブライダル連盟(BIU)
  • 良縁ネット(Rnet)

また、大きな連盟や協会に加入している相談所では、在籍している会員数も非常に多く、出会える可能性もアップします。

プライバシーマークの付いた相談所を選ぶ

結婚相談所に登録する際、氏名、生年月日、住所、年収、職業証明書、独身証明書等といった個人情報を提出します。

このような大切な個人情報が漏洩してしまわないためにも、個人情報を適切に扱ってくれる相談所を選ぶ必要があります。

それを見分けるために、「プライバシーマーク」が有効です。

プライバシーマークは、経済産業省が日本情報処理開発協会へ指導し始まった制度で、個人情報を適切に取り扱う体制が整っている事業者に付与されます。

料金について契約書に明確に記載されている相談所を選ぶ

結婚相談所では、料金に関するトラブルが多く、退会時に予期せぬ違約金を請求されたといったこともあります。

「初期費用や成婚料、月々の料金は確認したけど、退会時の違約金や休会時の月会費については確認していなかった」という人も多く、トラブルの元になります。

中途退会では違約金が発生するのか返金制度はあるのかクーリングオフなどについて、担当者にしっかりと確認した上で、契約書のどこに記載されているのかもチェックしておきましょう。

おすすめ結婚相談所3選

結局どの結婚相談所が良いか分からないという方に、おすすめの結婚相談所3社を紹介します。

ゼクシィ縁結びエージェント

ゼクシィ縁結びエージェントは、オリコン顧客満足度ランキングで5年連続1位を獲得している実力派結婚相談所です。

運営元も株式会社リクルートと大手なので安心感があります。

ゼクシィ縁結びエージェントの会員数は13,900名ですが、コネクトシップ提携によって、紹介可能会員数は約32,400名ほどとなっています。

成婚料が無料なので、成婚料支払い後の破局が不安な方も安心です。

IBJメンバーズ

IBJメンバーズは、成婚数・会員数ともにNo.1の日本結婚相談所連盟に加盟しており、会員数が81,960名と非常に多く、理想のお相手と出会える可能性が高まります。

成婚の定義が婚約(プロポーズ)のため、交際時点で成婚と見なされる相談所と比較して、成婚料を支払った後に破局する可能性が非常に低いです。

また、東証プライム上場企業が運営しており、全コースを対象に返金保証制度が設けられているため、安心して利用することができます。

ツヴァイ

ツヴァイは、IBJメンバーズと同様に、日本結婚相談所連盟に加盟しており、ツヴァイ会員と日本結婚相談所連盟会員の計97,024名の中からお相手を探すことができます。

ツヴァイでは2つのプランが用意されており、成婚料が無料のプランでも年間204名と出会えるので、結婚相談所が初めての方も多く利用しています。

20代の女性や医療従事者の方は、お得に活動できるプランも用意されているので、該当する方はツヴァイ公式ページをぜひチェックしてみてください。

まとめ

この記事では、結婚相談所でよくあるトラブル、安全な相談所を選ぶポイント、おすすめの結婚相談所について解説しました。

内容をまとめると以下のとおりです。

  • 国民生活センターには結婚相談所に関する苦情が年間1,500件ほど寄せられている
  • 苦情内容として多いものは、強引な勧誘や、勧誘時の説明と実際のサービス内容との相違、予期せぬキャンセル料など
  • 契約後8日以内であればクーリングオフが可能

結婚相談所で起こるトラブルの多くは、会員とスタッフのコミュニケーション不足によるものだと思います。

安心して利用するためにも、確認すべきことをあらかじめメモなどにまとめておき、無料カウンセリング時に確認するようにしましょう。

このページで紹介した、安全な結婚相談所の選び方やおすすめ結婚相談所3選を参考に、ぜひ自分に合った相談所を見つけてくださいね。

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